身体の変化を前向きにとらえる
はじめまして。
東京3期生の宮口明夏(みやぐちさやか)です。協会のブログは初めて書きますので、今日は自己紹介させていただきます☆
キャリアとしては税務・財務系の仕事を長くしておりましたが、結婚を機に家庭を大事にしながら好きなことを仕事にしようと考えて、日本パーソナルメイク協会の講師資格を取得しました。
「さぁ、これからメイクのお仕事をしよう!」としていた矢先、2018年5月に子宮頸がんの告知を受けまして。6月には手術、8月から9月まで抗がん剤&放射線による追加治療を行いました。
幸いにして想定していたよりも副作用が少なく済みましたが、子宮・左卵巣の摘出をして追加治療によるダメージにより残した右卵巣の機能が低下して。現在は急激な女性ホルモンの低下による症状(更年期障害)と付き合っている状態です。
病気と向き合う事の恐怖感の一つに「容貌の変化」がありました。治療をする事で薬の副作用はもちろん肌にも及ぶことは明らかだったので、「これから美容の仕事をしようとしているのに・・・」という将来に対する不安。
積極的な治療を終えて経過観察に入った今、もちろん以前とは違う身体の状態に悶々とすることはありますが、
「人より早く更年期障害が来ただけ。年齢を重ねれば誰でも体験する事なのだから、美容を仕事にする者として良いも悪いも自分が体験した事をさらして、それが誰かの役に立てばいいのではないか」
と考えるようになりました。今の時代2人に1人は癌になる時代ですから、きっとこれをお読みになっている方にも同じ境遇の方や身近に癌になった方がいらっしゃるのではないかと思います。病気になって暗くなるのではなくて、病気になったからこそやりたい事を思いっきりやろうという思いで日常をブログに綴っております。宮口明夏のブログはコチラ
手術をしてから1年経過していませんので、メイクのお仕事は1か月に1回くらいワークショップを開催する程度にとどめておりますが、本当に元気なので(白血球数が基準値以下だというのに風邪もひかず笑)、暖かくなった頃にはパーソナルメイク講座を開催したいと考えています。
また現在は、「BODY JOURNEY=こころとからだを旅する」をテーマに、健やかに過ごすための知恵や衣食住にまつわる情報をお届けするWEBマガジンHō’ailonaにて美容に関する連載をしています。こんな生き方をしている女性がいるのかと刺激を受けられるとともに、知らない事で選択を狭めないようにするために様々な分野のプロが知恵を共有する場でもありますので読んでみていただけると嬉しいです。
今後こちらでもお勧めのコスメを紹介させていただきますので、これからどうぞ宜しくお願い致します。
明日は京都でご活躍中の青柳彩子さんです。